競馬の重賞レースはどういうものなのか？

近年、競馬の人気は復調傾向にあります。キタサンブラックなどのアイドルホースの出現や女性や家族連れでも入りやすい雰囲気、インターネット投票などの普及などがこの要因であるといえます。周りが競馬を楽しんでいるから自分もちょっと遊んでみようかなと思って調べると、今まで競馬をしたことが無いとわからないことがたくさん出てくると思います。

ここでは競馬の重賞について説明します。

重賞とは、一般のレースに比べて賞金の高いレースで特に日曜日のメインは大方の場合何らかの重賞であることが多いです。グレード制で格の高い順にグレード1、グレード2、グレード3という風にランク付けされています。競馬新聞などではG1・G2・G3という風に表記されています。賞金が高い分出走できる馬もこれまで実績を上げている実力を持った馬に制限されることがほとんどです。そのような馬がたくさん出走しますので、タイムも早く、騎手もこれからの馬の選択肢の幅を広げるために一般レースよりも白熱したものになりやすいのが特徴です。

その中でも最も格の高いG1は賞金も1億以上のものがほとんどで、当然そこに出走できる馬も限られてきます。若駒の頂点を決める日本ダービー・年末の大一番である有馬記念・伝統と格式の高い天皇賞など一般の人にも知られている物から、海外の強豪を日本馬が迎え撃つジャパンカップ・芝ではなくダートと呼ばれる砂の上を走るフェブラリーステークス・障害飛越をしながら速さを競う中山大障害などの個性的なG1もあります。