日本の競馬場では、どのような格好でいっても特に咎められるということはありません。半袖短パンの格好で競馬場に行ったとしても、出ていってもらうといったことはなく、基本的には自由、正確に言えば無頓着というのが日本の競馬事情を示しています。さすがに馬主席となるとドレスコードはしっかりと用意されていますが、海外ではお客さんに対してもちゃんとしたドレスコードがあり、イギリス王室が行う競馬では、かなり厳格なドレスコードが存在します。タキシードにシルクハットがもはや常識という、日本では考えられないような格好が当たり前になっています。
日本人の場合、こうした時にそのためだけに購入するのはもったいないと感じる人も少なくありません。もちろん、スーツにネクタイであれば無難ですが、それ以上のものが求められそうな場合には和服、着物などがおすすめです。日本文化というものがリスペクトされているため、和服に対する憧れというものがあります。
日本でも正装として扱われやすく、海外でもそれは同じことです。もし困ったら和服を着ていき、日本人としての誇りを胸に海外の競馬場に足を運べば、少なくともそれによって排除されることはありません。