海外競馬の魅力の一つは、配当金です。日本では主催者の取り分となる控除率が高く、馬券の種類によっては3割近くにもなります。ですから、日本の競馬で利益を出すのは非常に難しいとされ、払い戻し率以上の収支を達成すれば、御の字と言われることもあるほどです。しかし、海外ではブックメーカーがオッズをつけるので、日本よりもお得感があります。また、海外競馬のオッズはブックメーカーによって、数字に差があります。
ある馬の単勝に高い評価を下すブックメーカーもあれば、評価が低くオッズが高いブックメーカーもあるのです。この場合、賭けるならオッズの高いブックメーカーを選ぶのが常識です。同じ馬が勝ったのに、他のブックメーカーより高い配当金を得られるので、それだけ利益を出すことができます。海外ではこうした手法は一般的で、投資として行う人もいるほどです。
また、日本の競馬との違いで大きいのは、オッズが確定するタイミングです。日本では馬券の締め切り時刻になるまで、最終的なオッズは分かりません。しかし、ブックメーカーでは買った時点でオッズが確定するので、的中したときの配当金もすぐに分かります。オッズの高さと同じく、日本の競馬にはない魅力と言えるでしょう。
売り上げダウンのJRA
海外競馬の影響からか、地方競馬の衰退が目立つようになって長年たちますが、JRAも売り上げダウンが続いていました。
近年では、歯止めがかかり横ばい状態や微増などで売り上げや入場者数などもある程度安定しているます。ピーク時と比べると売り上げは少ないですが、日本の競馬はレベルが年々高くなってきており、海外の新しい血統の導入等で世界の有名レースにも勝てる馬が多数誕生しています。競馬人気の低下が言われており、競馬のファン層も高齢化が進んでいますが、日本の全体が高齢化しているのである程度ファンの高齢化は仕方がないです。
JRAは売り上げダウンの解消に色々と対策をしており、女性や子供でも競馬場に入りやすいように、競馬場は季節の花がたくさん植えられて、女性にも入りやすくなっています。
パドックなどでは美しい花が多数植えられているのでテレビで見ていても綺麗ですが、実際に競馬場に行くと花が数多く植えられている競馬場が多いので、女性や植物が好きな人にも競馬場はおすすめです。
JRAは売り上げに関しては世界的にもトップで日本は馬券大国でもあるので、ピーク時と比べると売り上げが減っていてもまだまだ安定して人気があると言えるでしょう。